シューズラックの選び方

シューズラックの上手な選び方

玄関の最大の悩みごとは、何と言っても靴の収納ですね。マンションや賃貸住宅の場合は特に絶対的な下駄箱の収納スペースが足りないので、4人家族の場合だと普通にシューズが玄関に溢れてしまうことになるでしょう。


特に男のお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんの成長とともに益々収納スペースが足りなくなってしまいます。何と言っても、今や27センチのサイズなんて当たり前になっていますからね。そこでシューズラックを購入して、その足りない分を補う必要があります。玄関に脱ぎ散らかすのは風水的にもよくありません。


しかし、シューズラックを選択する場合には、どんなシューズラックでも良いのかと言うと決してそうではありませんね。ここでは上手なシューズラックの選び方についてお話をしたいと思います。


まず、靴は重ねて整理すると意外に小さく収納することが可能なのです。お店から買って来るときは、あんな小さな箱に入っているでしょう。なので、なるべく重ねて収納できるタイプのシューズラックを選びましょう。さて、重ね方ですが、箱に入っていた時のように、Z型のシューズラックが便利です。上段の靴が逆さまになるタイプですね。


1足を上下に重ねれば、1段に2倍の靴を並べる事が可能になるのです。ショートブーツや男性の大きめサイズ用のシューズラックもありますよ。以上のように靴を重ねて収納すれば、棚板の間隔を無駄なく使い切ることができます。


シューズラックを使わずに子どもの靴もすっきり整理

子どもさんの靴は使用頻度が高く傷みも激しいので、つい多めに買ってしまい、それだけで玄関が溢れてしまいがちですね。また、玄関に脱ぎっぱなしにすると、青や赤、黄色のズックがバラバラに散乱することになり、見た目も良くありません。


ついついまたすぐ履いて出掛けるんだからなんて、そのままになってしまうものですよね。これではしつけにも良くありませんので、こんな場合はボックスを利用して整理させる習慣を付けるようにしたいものです。


薄型のスリムなシューズラックという方法もあるのですが、小さな子ども用のシューズは、ボックス型の収納ケースを流用すれば、わざわざシューズラックを購入しなくても整理することが可能です。ただし、濡れても大丈夫なようにプラスチック製のほうが良いですね。それを使って、立てて並べれば子ども用シューズが4足納まるでしょう。


こうしておけば、箱ごと取り出せるので、急に出掛けるときにも助かります。それから、もう一つの方法としては、壁や下駄箱の扉の裏を使う方法です。


そこにウオールポケットを吊り下げて、子どものシューズをはじめ、お手入れ用品やお家の鍵などをまとめて収納することが出来ます。こうしてデッドスペースを有効活用したいものですね。


つっぱりシューズラックでスペースを最大に活かす

靴というモノは、下駄箱の棚板の上に平面的に並べて収納するものと決まっているのではありませんね。ほんの少しの工夫によって、玄関が見違えるほどの収納方法があるのです。


それはつっぱり型のシューズラックです。既に玄関に下駄箱がセットされているのであれば、その上の壁を使ったり、反対側の壁一面を使うことが出来ます。


つっぱり型のシューズラックとは、床と天井をつっぱり棒で固定し、左右のつっぱり棒の部分にシューズを引っ掛ける金具を渡したはしごのような構造になっています。とても奥行きが薄いので、あまり圧迫感がなくて良いと思います。


つっぱり型のシューズラックはいろいろなタイプが選べます。下駄箱のように箱型になっているものや、フレームしかないオープン型のものまであります。オープン型のシューズラックはシューズがまる見えですから、種類によってはカーテン付きのものまでありますよ。


シューズの踵を棒に引っ掛けて斜めに収納する方法であれば、奥行きはその分しかありません。シューズが丸見えでのタイプのものを使えば、意識してシューズを磨くようになるので一石二鳥かもしれませんね。



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